FX口座は作ったけど、見方が全然わからないよ。本を買って勉強するのも面倒だし…
確かに、仕事で忙しい中、一から勉強するのは大変ですよね。この記事でサクッとチャートの見方の解説と、おすすめのテクニカルをお教えします!
チャートの見方
一般的なのは、ローソク足
国内のFXアプリにデフォルトで表示されるチャートはローソク足チャートと言います。ローソク足はそれ1本で始値、終値、高値、安値がわかるようになっています。
終値が始値よりも高くなってできたローソク足を陽線、反対に低くなってできた足を陰線と呼びます。また、ローソク足の太い部分を実体、細い線の部分をヒゲ(髭)と呼びます。ヒゲの最も高い部分が高値、低いところが安値です。
時間とローソク足の関係
上の画像の左上に「1時間」と書かれている部分を見てください。これはローソク足1本ができるのにかかった時間のことを表します。ここが「5分」であれば5分間の値動きを、「日」となっていれば1日の値動きを表します。
買うことは「ロング」、売ることは「ショート」
また、左上を見てください。133.870/1.7/133.887のように表記されている部分です。これが取引の価格になります。右の青文字が買う時(ロングと言います)の価格、左の赤文字が売る時(ショートと言います)の価格です。真ん中の1.7はスプレッドといい、買う時と売る時の差額を表します。(このスプレッドがFX会社の収益になります。)そして、新しく買ったり、売ったりすることをポジションを持つといいます。
スプレッドは通貨によって違う
スプレッドがあるため、新規でポジションを持つとマイナスからのスタートになります。このスプレッドは通貨ごとに違います。国内FXであればドル円が最小スプレッド(だいたい0.3ぐらい)のところがほとんどです。また、FX会社によってもスプレッドは違います。
おすすめテクニカル3選FX
テクニカル分析とは
テクニカル分析とはFX取引を行う際に、取引判断のヒントになるのがテクニカル分析です。テクニカルは様々な種類があり、全てを使いこなすことは実質不可能ですが、この記事では初心者でもわかりやすく、かつ私も使っているテクニカルを説明します。
1:水平線
過去に何度も意識されたラインのこと
水平線とは文字通り横に引いた線のことですが、どこでも引いていいというわけではありません。最も重要なのは、過去に複数回反発したラインを見つけることでしょう。
上の画像では試しに水平線を引いてみました。オレンジ丸の部分で何度も反発があったことがわかります。
2:移動平均線
移動平均線【Moving Average】は最もポピュラーなテクニカルと言っても過言ではないでしょう。一定期間の価格の平均をグラフにプロットしたもので、数値(パラメータともいいます)の設定で、様々な期間の移動平均線をチャート上に表示することができます。
人により、表示させる移動平均線は異なりますが、私がよく使うのは200MAです。200MA付近で反発することは結構多いかなという印象です。
3:MACD
MACDとは
MACDの基本的な説明を以下に記載しておきます。
MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、移動平均線の収束・発散を表す指標です。MACDは、短期的な指数平滑移動平均線(EMA)と長期的な指数平滑移動平均線の差を計算することで作成されます。一般的には、12日間の短期EMAと26日間の長期EMAの差を計算します。そして、この値を9日間のEMAの移動平均(シグナル線)と比較することで、トレンドの転換点を見つけることができます。MACDの値がシグナル線を上回る場合、トレンドが上昇傾向にあることを示し、MACDの値がシグナル線を下回る場合、トレンドが下降傾向にあることを示します。MACDは、トレンドの転換点を見つけるのに役立つことがあり、テクニカル分析において一般的に使用される指標の一つです。
Chat GPTより
ダイバージェンスに注目
MACDの使い方で注目するべきなのは、ダイバージェンスでしょう。
チャート上では高値を更新し、上がり続けているように見えますが、一方でMACDの山が高値をつけるたびに低くなっています。このような逆行現象をダイバージェンスと言い、相場反転の特徴の一つとされています。
テクニカル分析は多種多様、自分にあった取引方法を
テクニカルは日々増える
テクニカルの種類は日々増えていますが、根本は変わっておらず、全て価格や時間といった数値をいじって算出されるものがほとんどです。ですから、どのテクニカルで取引するかを迷うぐらいなら、基本的なテクニカルを極める方がより有意義ではないでしょうか。
テクニカル分析で迷うぐらいなら
恐縮ですが、上に紹介させてもらったテクニカル分析を応用させた手法をnoteで公開しています。私が実際に取引に使っている手法なので、この手法をベースに取引すれば運用益をプラスに持っていくことも可能です。手法探しに迷っている人や、新しくFXを始めた人はぜひご覧ください。
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