公務員の副業なら投資!株式投資・FXどっちがオススメ?

株式投資かFXかどっちがいい
公務員A
公務員A

・投資をはじめないといけないのはわかったけど、株式投資でいいの?FXにもちょっと興味があって…

・嫁ブロックで10万円ぐらいしか自由に使えない….

株式投資から始めるかFXから始めるかで迷っている人は意外と多いと思います。投資に回せる資金も個人差がありますよね。大切な資産なので、両方の特徴を分かった上で投資を始められるよう記事を書いてみました。

株式投資(現物)のメリット・デメリット

長期投資最大の武器は時間

長期投資が最大のメリットを得られる

株式投資(現物)の最大のメリットは、会社が倒産しない限りは価値が0にならないことでしょう。銘柄の選定さえ間違えなければ、頻繁にチャートや価格をチェックする必要もなく、配当や株主優待等で長期間にわたり利益を享受することができます。まさしく兼業投資家最大の武器である「時間」を生かした投資が可能になります。

初期投資がある程度必要

デメリットとしては初期投資がFXに比べると必要だという点です。現在の日本の株式市場では単元株が100株となっているため、株価×100円が株式購入に必要な資金となります。例えば、ユニクロを運営するファーストリテイリングの株価は32000円程度(令和5年4月21日現在)であるため、購入には320万円ほどの資金が必要になります。

参考

ミニ株といって100株未満の発注ができる制度もあります。しかし、購入できる証券会社が限定されていたり、手数料も割高であるため、今回は割愛させていただきます。

FXのメリット・デメリット

FX

24時間投資可能。少額からスタートできて、上手くいけば資金の増加も早い

FX最大の武器であるレバレッジ(国内FXであれば証拠金の25倍)を生かせられれば、少額でも短期間で大幅な資金の増加が見込めます。さらに、ほぼ24時間投資することができるので、体力に自信があれば、働いた後も実際に動いているチャートを見ながら取引することができます。

レバレッジは諸刃の剣。想定外の損失も

メリットでもあるレバレッジですが、自分の投資資金以上の取引ができるということはマイナスになることもあるということです。一歩間違えると、投資ではなくギャンブル要素の方が強くなります。慣れないうちはハイレバレッジではなく、コツコツと増やしていく方が良いかもしれません。

何を目的とするかで、投資手段も変わる

投資先に迷う人

投資の最大の目的は資産を増やすこと

投資を続けていくと、当初の目的であった資産を増やすことを忘れてしまう場面はよくあります。例えば、損失が出てしまった時に、取り返そうという気持ちが強くなりすぎて、自分の許容リスク以上の取引を行なってしまうことが挙げられます。

投資で将来のお金を作りたいのか、今の労働から抜け出したいのか

将来のお金(教育資金や老後資金など)の確保であれば、リスクは最小限でリターンを最大限高める方法を考える方が良いでしょう。まずは長期投資(10年以上〜)は絶対条件です。働きながら収入を継続的に得て、そのうちの何割かを投資に長期間積み立てていくことは、リスク分散の観点から見ても非常に有用です。高配当を長年継続している銘柄に分配投資したり、インデックス投資(※)を中心に考えていくと良いでしょう。

一方、将来的に公務員や会社員のような労働から抜け出したいと考えるのであれば、短期トレード(数分単位のものから2、3日ポジションを保持するものまで含めます)のスキルを身につけることは有用だと思われます。簡単には成功できる道ではありませんが、短期トレードの方法を確立することができれば、一生モノのスキルになります。

時間とトレードスキルの関係

短期トレードの習得には時間がかかる

あくまでイメージですが、トレードスキルの向上は上のような図になることが多いです。そして、赤丸の部分で諦めてしまう人がほとんどだと感じています。この赤丸部分は人それぞれで、いつ終わるかわからなトンネルをひたすら走っているような感覚です。結果が出ないことほど辛いことはないですよね。

結果が出ない時に、いかにPDCAサイクルを回すかが重要

結果が出ない期間に諦めずに、仮説→トレード→トレードのチェック→修正のサイクルを回し続けた人だけが、短期トレードで安定した収入を得ることができます。行き当たりばったりのトレードを積み重ねると損失が膨らんでいくだけなので、そういう方は大人しく働きながら長期投資を続ける方がトータルのリターンは大きいでしょう。

個人的な結論

個人的な結論ですが、公務員や会社員が安定で仕事にもやりがいを感じている。自分は定年までこの職を全うするという決意がある方は、貯蓄の一部を長期投資に回し資産形成をしていくことで、将来のリターン向上が見込めます。一方で、今の職業に危機感を感じている方、定年延長や退職金の減額が怖い方は、今から短期トレードの練習をしていくことも一手かなと思います。それぞれの考え方、ライフスタイルにあった投資方法を探してみてください。

注意:信用取引・フルレバレッジはオススメしない

最後に、株式の信用取引とFXのフルレバレッジでの取引はできるだけ避けて下さい。大事な資産を失うだけではなく、最悪の場合、借金を背負ってしまう可能性もあります。

この記事は投資を推奨するものではなく、あくまで情報提供に過ぎません。大事な資産の投資先は個々の判断で行なっていただきますよう、よろしくお願いします。

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